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滝沢の水芭蕉群落(たきざわのみずばしょうぐんらく)(新潟県新発田市滝沢
知る人ぞ知る水芭蕉群落です。
下のGoogleマップで、大体の地図を載せましたが、国道460号線から月岡温泉街へ向かって、月岡カリオンパークより手前、本田の交差点で本田小学校の前を通る道に曲がり、月岡梅林園の看板を過ぎ、道なりに行くと滝沢の集落があります。
そこから車をゆっくり走らせると、その道なり左手の方に、小さな白い棒くいのような「滝沢の水芭蕉群落」と書かれた標識が出てくるので、その標識の立ててある細い道に曲がって、また道なりに行くと、奥に駐車場があります。

そこに車を停めて、徒歩で行きます。

毎年3月下旬から4月上旬が水芭蕉の見頃だそうですが、2010年は天候不順で、いろいろな植物の開花時期が狂っているようだったので心配でしたが、2010年4月6日、見頃でした。
溜め池?の脇を通り、奥へ奥へ。

聞いた話ですが、この池の整備が行われる際、地元の自然保護団体が、ここに水芭蕉が咲き、ホタルがいることを訴えて、保護されるようになったんだそうで、ホタルのいる環境を壊さない配慮で、車を奥まで入れなくしたようです。
ずっと奥に進むと、あずまやが立っています。
この辺りが水芭蕉群落地。
辺りは、野鳥の美しい声が響いています。

水芭蕉は、湿地の植物なので、ここから池の方への小道に入ります。

ここまではアスファルトでしたが、水芭蕉への小道は歩きにくいので、滑りにくい、動きやすい靴で行ってください。
あずまや手前の看板。
「新発田市指定天然記念物」と書いてあります。


今回、娘をベビーカーに乗せて行ったので、水芭蕉の近くまで行く小道までは行きませんでした。
遠くから眺めただけ。
小道を行くと間近で水芭蕉を見ることができます。
ホタルの時期にも、水芭蕉が咲く同じ辺りにホタルが出てきます。
でも人気がないので、夜はなおさら、ある程度人数を誘って来たいですね。


不便に感じるところがあるかもしれませんが、水芭蕉やホタルなどの自然保護優先で、人間は自然を愛でる楽しみをお裾分けしてもらってるということで、ご理解くださいね。
ここに限らず、花など近くで見たいという欲望優先で、道を降りて、踏み荒らしたり、採取したりする人がいるのは、大変悲しいことですね。
こういう場所では、花だけではなく、周りの環境ごと守る配慮が求められます。
そういうことをみんなが当然と思って行動できるようになるといいですね。

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