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彌彦神社(やひこじんじゃ)(新潟県西蒲原郡弥彦村大字弥彦

広々とした越後平野の中央に聳えたつ弥彦山の麓に鎮まります弥彦神社は、古くから「おやひこさま」と呼ばれ、心のふるさと、魂のよりどころとして多くの人から広く親しまれてきました。境内はうっ蒼たる樹林に覆われ、亭々たる老杉、古欅は見るからに神々しく、日本最古の万葉集には、弥彦神社を詠んだものが二首歌われています。…
御祭神は天香山命「アメノカゴヤマノミコト」で神武天皇の命を受け、住民に海水から塩をつくる技術、漁、稲作など農耕術などの基礎を教えられたとのこと。
神社の社殿は、明治の大火に炎上し、大正5年に再築されました。この程、平成大修営事業として、本殿の御屋根葺替え等85年ぶりの改築工事を行いました。

(弥彦観光協会【弥彦浪漫】HP
 http://www.e-yahiko.com/index.htm より)
彌彦神社は、越後一の宮です。
上の写真は、一の鳥居。
この鳥居の手前には、弥彦温泉街が広がっています。
上記弥彦観光協会【弥彦浪漫】HPに地図やパンフレットが取り揃えてあるので、お出かけの際には参考にダウンロードすると便利です。

左写真は、御手洗川と玉の橋。
一の鳥居をくぐるとすぐにあります。
境内は、鬱蒼とした樹林で木陰が多く、夏でも涼しげです。

一の鳥居をくぐって、玉の橋を左に見ながら表参道を進み、次の四つ角で右に行くと鶏舎と鹿苑があります。

鶏舎では、県内愛鶏家が寄進した日本在来の10数種の鶏が飼育されていて、天然記念物に指定されているそうです。
土佐の尾長鶏
(おながどり)、鶉尾(うずらお)など、どの鶏も風格がありますね。美しいです。

鹿は、古来より神鹿と称せられ、万葉集でも詠われています。
「伊夜比古(いやひこ) 神の麓に今日らもか 鹿の伏すらむ皮衣きて
 角つきながら」


鶏舎と鹿苑の間を通って、東参道へ抜け、左に東参道を進むと、手水舎が左手にあります。
参拝の際は、ここで手口を清めましょう!

(一の鳥居から表参道をまっすぐ行けば、手水舎の脇へ出て拝殿への近道なんですけれど、動物が嫌いな人でなければ、鶏舎と鹿苑はぜひ、訪れてほしいと思います(*^_^*))

手水舎を左手に、宝物殿、御神木、斎館、舞殿、摂社・末社を右手に進むと随神門を抜け、拝殿に辿り着きます。

ちなみに末社十柱神社は、桃山時代の手法を伝える元禄年間の茅葺きの建物で、重要文化財に指定されています。
左写真が拝殿。
手前にあるのは、茅の輪(ちのわ)です。

6月25日〜30日の六日間にわたり、盛夏を前に病疫退散、除災招福を祈る「茅の輪まつり」が執り行われます。30日午後3時からは、地元をはじめとした氏子、崇敬者ら多数参列のもと、大祓式が執行され、「茅の輪くぐり」の神事が参列者全員で古式ゆかしく、厳かに斎行されます。半年の間に知らず知らずの内に犯した罪穢を託した人形は、お祓いの後、神職の手により大川に流されます。

【弥彦観光協会】HP http://www.e-yahiko.com/i/index.html
 より
今回、これを目当てに参拝に行ったのですが、この茅の輪を左・右・左廻りと三度くぐりぬけると知らず知らずのうちに過ち犯した罪穢が祓い清められて、一段と神のご加護がいただかれ、身体健全・厄難消除となるのだそうです。
他にも様々な祭りが行われますので、上記HPなどで調べて行くと楽しいと思いますよ!

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